2017青松白磁 国際交流レジデンス
韓国慶尚北道の青松白磁は、約500年の歴史を持つ朝鮮時代の代表的な4大民窯の一つであり、江原道の楊口白磁とともに代表的な生活陶磁器です。
特に、土を原材料とする他の地域の陶磁器とは異なり、「陶石」という石を砕いて作る独特な白磁製作方式により乳白色を帯び、厚さが薄くて軽い特徴があります。これらの伝統的製作技法に基づき、職人の手作業でつくられた青松白磁は職人の魂と緩やかな時間の流れの美学が込められ、他の地域では見られない青松郡の貴重な郷土文化遺産です。
青松白磁の国際化と芸術交流活性化のために、「陶石」を素材に表現している世界の陶磁芸術家たちの有意義な出会いと、陶磁産業の新たなビジョンを模索する「2017青松白磁国際交流レジデンス」に参加する作家を以下のように公募します。意欲のある多くの作家の応募を期待しております。
2017青松白磁 国際交流レジデンス 作家公募
『Transformation of stone』
subscription contents
1. 公募の概要
- 主催:青松文化観光財団
- 所在地:韓国慶尚北道 青松郡 府東面 周王山路 494
- 個別のスペース:個別宿泊 1室, 個別の制作スペース 1室
- 公共空間:レジデンス会議室及び別の空間
※レジデンス:青松郡にある『チャンナンキ(いたずら)共和国』月光芸術学校内
- 公募分野:陶磁器(クラフト)
- 公募規模:3人
- 公募期間:2017.07.14.(金)~ 2017.07.30.(日)
2. 公募対象
- 陶石を原料として既に作品制作をしている、または制作が可能な陶芸作家
- 申し込み除外対象